Kindle Unlimited, FireTVで書店探索生活から引きこもりになった

Reading Bookおすすめの本

本好きの僕は週末時間があれば何軒かの大型書店をハシゴして、新刊や書店のオススメの棚や店員おすすめPOPなんかを見る生活を20年近く過ごしてきました。いつもは新宿ですがたまに大手町の丸善や日本橋をふらっとしたりというルーチン、なにより書店の匂い(古書店のカビの匂いは苦手です)が好きで、1冊本を買ってタバコを吸いながら珈琲をという生活。

とはいえ、タバコの吸えるお店も少なくなり、喫煙できても狭く薄暗い喫煙室で、コーヒーを楽しみながらゆっくりと時間を過ごすという感覚はなく。だったら、家で過ごした方が・・とは思うものの、書店での気にしたこともなかった本や雑誌との出会いというものは捨てがたい。もうすぐ2020年という中、デジタルでもできるはずということで、お家生活充実をしつつ、本との出会いを求めてAmazoonのツール群を導入することにしました。

電子書籍は慣れれば平気、Kindleのアプリは使いにくい
Kindle Unlimitedは書店での偶然の出会いを演出してくれる
FireTVの音声コントロールは便利

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購入したもの・検討したものとその評価

Kindle

Kindleは初代、2代目あたりは誰かにプレゼントしてもらったけど、しばらくして使わなくなった記憶もあり、今回の本屋行脚から引きこもり生活への移行にあたって悩みに悩んだ結果・・・買わないという選択。そのかわりスマホを最新のものに変更して大きめの画面で読むことに。あまり機器を増やしたくない。

Kindle Unlimited

Amazonが提供するKindle Unlimitedは月額980円で本が読み放題になるというサービスです。毎月数冊の本を購入する人からすると980円は高くはないと思いますが、2016年にスタートした時に和書12万冊読み放題と書いてあるものの読みたい本があるかわからないし、本の数だけ多くてもと思って入会しませんでした。実際、ベストセラーになるような本は対象となっていません。

今回、紙の本から家の中で完結するべくKindleなどの電子書籍に移行するとKindle Unlimitedで今読める本というのが紹介されたりメールが届くのを目にするようになりました。ほとんどが興味のない本なのですが、最近チェックしていなかったSFの本や実用書などがちょくちょく表示される上、毎月少しづつ収載されている本が入れ替わっているようです。これが本屋でふらっと出会ってちょっと立ち読みする・・という感覚に近いです。

Unlimitedを通じて読んだ本は、ヤマダマコト、榊正志、伊瀬谷武あたりはまったくレーダー圏外で書店に通っていれば見ていたかもだけど、オンラインで検索して買っていたら出会ってなかったかもです。

リアル店舗の強みの偶然の出会いと立ち読みが、サブスクリプションで実現されるというのは考えていなかったので、自宅派・電子書籍派になろうという思いだけで入ったUnlimitedの良い副作用でした。

利用前:読みたい本がすべてあるわけではない > 利用後:読みたい本はどうせ買う
利用前:読める本が入れ替わるので保存性なし > 利用後:キュレーションされる内容が変わるのは楽しい

Honto

とにかく使いにくい、重いKindleアプリに疲れてHontoに手を出しました。うん、とても良くできています。本棚も見やすいし、読みやすい。問題は嫌がらせのように大量に来るメールです。これがいやになって迷惑メールに入れて削除。ポイントも使いやすいしいいんですけどね。

とりあえず削除してしまったものの、Hontoで買った本は悩ましい・・・と思ったものの、捨ててしまったと思えばそんなに気にならず。ただ、有料でもいいのでプラットフォーム間を移動できるサービスがほしい。

FireTV

書店生活の代替になぜFireTVという話なのですが、本屋で平積みしてある本を見ていると映画化原作ということを見て映画に行く・・というのがほとんどというか、それ以外ではそれほど映画情報に触れない傾向でした。引きこもり生活になるのであれば、映画を見逃すことも多くなるだろうとFireTVで映画を見るようにと購入。

それほど物珍しい機能があるわけではないのですが、とにかくシンプルなメニュー、画面、音声操作と使いやすい。なんとなく、話題の映画をYouTubeでなどとリモコンに向かって言えば動画が表示されるのも良し。意識していなかったけど、リアルタイムで見るのがだるいスポーツは、スマホで見ると疲れるしと見なくなっていたけど、テレビ画面で見ると面白いです。DAZN高いですけど・・・

引きこもり生活

実際に移行して6ヶ月が経ってみて、たくさん本を無料で読めるといってもね・・・と、もっとも期待していなかったKindle Unlimitedが意外と本屋生活の補完として役に立ってます。月額980円は安くはないけど電車代を考えればそれほど大きな金額でもないかと。Kindle Unlimitedのおかげて読んでいる本はそれほど偏りもなく、どちらかというとあまり目を向けなかったライトノベルを読んでみたり、昔の本を読んでみたり・・そして1-2巻は無料だけど残りは有料なので購入というAmazonの罠にはまったりとしています。デジタル化するのが遅い本は結局Amazonで買ってたりするので、まあそんなもんかと。

移動時間がなくなった分、読んだ本の数は増えた
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メール爆撃さえなければ使うのにというサービスの代表に楽天だけでなくHontoが加わった