アマゾンのCEOジェフ・ベゾズが経営幹部に必ず読ませる本3冊

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rawpixel / Pixabay

上司から今後3−5年の事業について予想を書いてくれと言われて、必死にいろいろ調べた挙句いろいろな人に想定外の質問にあってボコボコにされる経験ってありますよね。この時代に中期的な展望を作るのは不可能だろと作る当人だったころはおもっていたけど、今は部下に依頼していたりします、上に立つと変化はあってもいいけどどう手を打つべきなのか検討したくなるのです。

そんな中期の事業を想定しながら手を売っていくことに成功しているのはアマゾン。彼らがどのように未来を想定してビジネスやサービスを拡大しているのかというのが今回のお話です。

アマゾンの創業者のジェフ・ベゾズは、アマゾンの未来を作るフレームワークとして3冊の本を使っているとのこと。それだけでなく、この本を使って、アマゾンの経営幹部と3日間オフサイトでの読書クラブをしているようです。いくら自分がよく知っているビジネスの領域でもなにもない白紙からシナリオを想定していくのは難しいですよね、担当者が全員フレームワークとその哲学を理解して、さらにそのフレームワークを元に計画を作っていくというは間違いの少ない方法かと。

ジェフ・ベゾズは仕事以外興味がないワーカホリックとして有名ですが、夏休みも勉強と戦略づくりをしているというのは流石です。外資系の場合はオフサイトでのチームビルディングというのはよく実施されています、当然仕事もしますが、一緒に食べて飲んでというのがチームビルディングには重要ですし、オフサイトは仕事から隔離されるので効率的です。昔の日本企業は、飲みニケーションや社員旅行というプライベートを犠牲にしてその機能を担保していました。昨今チームビルドのために予算をつけたり、社員旅行を再開したりしているようですが、プライベートを犠牲にするのではなくビジネスの時間としてオフサイトをやるべきかと思います。

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経営者の条件 ピータードラッカー

The Effective Executive by Peter Drucker

日本語が経営者の条件という名前になっていますが、The Effective Executiveが原題なので、有能な幹部の心得を書いている本です。理論的な本というより「心得」なので、読んだ内容を自分の現状をもとに棚卸しするのに良い本だと思います。重要視されているのは、「過程ではなく成果に焦点をあわせること」、「自分自身やチームメンバーの強みを意識すること」、「時間をとられていることを正確に把握して管理していくこと」など、ネットにも多く感想や書評があるかと思います。けど、重要なのはそれらの要素を意識したルーチンを作ることとまとめらています。

イノベーションへの解 クレイトン・クリステンセン

The Innovation’s Solution by Clayton M. Christensen
前作のイノベーションのジレンマの方が有名ですが、破壊的なイノベーションという自称を説明した内容は学問としては面白いですが、社会人にとっては破壊的なイノベーションへ対応を手法として説明した本作の方がプラクティカルだと思います。破壊的なイノベーションについても第1章で簡単にまとめているので前作を読んでいなくても大丈夫。前半でプロダクトの価値、その後組織、戦略、資金とビジネス上の課題を網羅する手法論となっています。

ザ・ゴール エリヤフ・ゴールドラッド

The Goal by Eliyahu Moshe Goldratt

制約条件の理論や全体最適をテーマに工場の再生にラブストーリーにという小説仕立てでビジネスについて考えられるという本です。部分最適に意味はないという部分をいろいろなストーリーで紹介していて、部分最適という名前の魔改造が得意な日本人には心が痛い小説ですね。かなりボリュームのある本ですが、ビジネス書に比べれば読みやすいです。

こうして見ると、この3冊は心得・哲学的な本、具体的な手法を説いた本、読み物として読める小説と3日間のオフサイトを行うには非常によく考えられた3冊ですね。

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