オーセンティックリーダーシップ(authentic leadership)は、どうしてもわかりにくい。ここでは、オーセンティックリーダーシップのあり方を探る方法ではなく、結果としての行動から理解するためにコーチングのスペシャリストが語っている典型的な10の行動規範をまとめてみました。
- Authentic Leadership 第1の態度・行動
- Authentic Leadership 第2の態度・行動
- Authentic Leadership 第3の態度・行動
- Authentic Leadership 第4の態度・行動
- Authentic Leadership 第5の態度・行動
- Authentic Leadership 第6の態度・行動
- Authentic Leadership 第7の態度・行動
- Authentic Leadership 第8の態度・行動
- Authentic Leadership 第9の態度・行動
- Authentic Leadership 第10の態度・行動
- オーセンティック・リーダーシップの態度:まとめ
Authentic Leadership 第1の態度・行動
自分のコアバリューを知り、コアバリューに従うことをはどのオーセンティック・リーダーシップの定義でも触れられています。
Authentic Leadership 第2の態度・行動
75%の社員は、会社やリーダーとの断絶を感じているそうです。彼らとの関係をしっかりと作るために、正直に物を伝えることで、サポートを得られるとしています。
Authentic Leadership 第3の態度・行動
人の期待する姿やステレオタイプのリーダー像に流されないこと
Authentic Leadership 第4の態度・行動
自分の弱み・弱さを受容して、人にそれを見せることをためらわない。感情を含めて表現することで、強い関係を築く
Authentic Leadership 第5の態度・行動
自分を信じるというと誤解があるかもしれない。現実社会の制約に限定されるのではなく、想像力やクリエーティビティを活用して解決方法を探す。そして、それが実現できると信じ続けていくことが実現につながるということ。
Authentic Leadership 第6の態度・行動
英語の心理的な契約という言葉は、日本語にはないですが、無闇に信じるのではなく、ビジネス上のリーズナブルな関係を、単にビジネスだけではなく、ゴールを共有した上でビジネスの関係を作っていく
Authentic Leadership 第7の態度・行動
不健康になることで、間違った判断をすることが多くなります。常に健康的であることを求めています。これも、オーセンティックリーダーシップにユニークですね。
Authentic Leadership 第8の態度・行動
恐怖や問題解決にあたって、逃避するのではなく、目の前の問題に向かい合うということです。
Authentic Leadership 第9の態度・行動
感謝を示していくことで、結果的に自分も感謝をされるような行動をするようになっていく、ビジネスも同じ。
Authentic Leadership 第10の態度・行動
不完全であるということを受け入れることと、変化を受け入れること、変化の恐怖を受け入れることを求めています。
オーセンティック・リーダーシップの態度:まとめ
10のスタイルは、旧来のリーダーシップと違うところを特徴的に取り出しているので、これだけ読んでいると宗教みたいですね。モラルはオーセンティックリーダーシップの重要な要素ですが、聖人君主を期待しているわけではないので、社会の一部として当然の判断・行動をするということを求めているということです。どうしてもリーダーは完璧で超人的なものを求められる傾向ですが、そうではないというのがオーセンティックリーダーシップです。
コアバリューの設定の仕方など、詳細な手法については以下のエントリーにあります。