フィットネス・テックのグローバルスタートアップ

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ヘルステックの中でフィットネス・テックと言われる業界は、一時期、フィットネストラッカーなどで盛り上がったものの、ジョーボーンが破産したり、業績に陰りがでてきたフィットビットなど成功モデルがまだ確定していない領域。グローバルのフィットネス・テックで、資金調達に成功したスタートアップから、今後のフィットネス・テックがどうなるのか調べてみました。

 

Running

skeeze / Pixabay

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世界のフィットネス・テック

CBInsightというデータベースがまとめているので、データを見てみます。予想通りですが、64%の会社がUSベース、2位は隠れた医療・IT大国のインドで7%、カナダ、イギリス、ドイツと続いています。中国のシェアは多くないものの調達額で3位のHuami Technology、4位のKeepとい資金力を見せています。

fitness-tech fund raising by country

fitness-tech fund raising by country

 

 

CBInsightがUS以外で1億円以上を調達した全世界55社をマッピングしています。日本では、AIを使ったダイエットトレーナーアプリのFiNC、東大発でスマートアパレルを作っているXenoma、自転車向けのモーション解析によるトレーニング支援デバイスをアメリカで発表したLEOMOなどがランクインしています。

fitness-tech global startup map

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Xenoma

 その中でもXenomaのe-Skinは面白そうです。14個の伸縮センサーを搭載して利用者の動きを認識する機能がありながら、軽くて着心地が良く、洗濯も可能という商品を展開しています。VRなどでゲームコントローラーや、ゴルフのスイング矯正などに活用できるようです。VR関係の施設は新宿・渋谷と増えています、需要の拡大が目指せますね。

Xenoma e-Skin

Xenoma e-Skin source:xenoma

ワシントン・ポストでも動画で紹介されていました。YouTubeの動画がわかりやすいですね。

体の矯正サポートはとても興味があります。ランニング用にスポーツ選手が使っている歩き方を矯正してくれる靴のインナーをオーダーしました。2万円と高い買い物でしたが、歩幅や足裏の力のかかり方が左右で全く違う!出来上がったインナーを使うと、5おキロ程度だと本当に気軽に走れるし、疲れが殆ど無い。いつのまにか、走り方がおかしいと言われ続けた僕が、スッキリと走れるように。体の使い方を矯正することができれば、もっといろいろなスポーツを楽しめそうです。

椅子の代わりにバランスボールを使うのが10年ほど前に流行ったように、体をうまくつかうことをサポートするという市場はまだまだありそうです。週に何回か走ったりワークアウトするよりも、日々の生活の中で健康的な習慣を作れるサービスがあれば、やってみたくなります。

 

 

その他の国の傾向

 調達額第2位のインドは、Fitternity, Fitpassなどダイエット支援サービスが多く調達をしています。カレーは油のかたまりなので、40歳を超えると腹回りだけ激太りして膝を壊したり、腰を壊したり、高血圧になったりと生活習慣に課題ありの国はまだベーシックなサービスの拡大という状態のようです。

イギリスやカナダも多くの企業はモバイルベースのトレーニングコーチやダイエットプラン支援の会社が多いです。その中では、VITA MOJOというサービスが面白そうです。

vita mojo screen

vita mojo screen

VITA MOJOは、パーソナライズされた食事をレストランで取れるようにすることで、健康的な生活を送れるようにするというサービス。体重、身長、ダイエットの目的を入れることで、最適なメニューを提案してくれるというものです。どうしても外食が増えるビジネスパーソンには、是非日本でも運用して欲しいサービスです。いまのところは、オーダーをモバイルでして、お店に行ってピックアップをするという仕組みです。事前に注文することもできるし、お店の前で注文することもできるとのこと。UBER-EATのようなデリバリーとつながれば、もっと使えそうです。

まとめ

多くのサービスは、フィットネスの管理ということで、期待していたよりも普通というのが正直なところです。10年ほど前に、レコーディングダイエットを支援するブログツールなどが盛り上がってすぐ消えたのを思い出します。その中では、XenomaやLEOMOのようにセンサーを活用した製品や、VITA MOJOのようにレストランに付加価値をつけるサービスはユニークで、将来の期待がもてますね。

マップされた会社すべての調達額がリンクは、CBInsightにあります。

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