HiNative Trek(ハイネイティブ トレック) の利用体験からメリット・デメリットを評価

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実践的な英語の問題を1日1題回答することで着実に英語力を伸ばすことができるHiNative Trek(ハイネイティブ・トレック)。スマホのアプリからもウェブサイトからも利用できるので、スキマ時間で簡単にできるサービスです。そんなHiNative Trekを利用してみたので、実際に使ってみての良し悪し、メリット・デメリットを紹介します。

hinative trekのホームページ

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HiNative Trek(ハイネイティブ・トレック)の概要

英語学習のサービスは、添削サービス、オンライン英会話、英会話学校などありますが、それぞれ一長一短があります。Hinative Trekは、下の広告には「英作文の宿題をアプリで毎日宿題。専任の先生が添削。」とありますが、実はそれ以上の機能があります。HiNative Trekのサービス内容から自分に会っている内容なのか確認してみてください。

HiNative Trekが訴求しているサービスの特徴

サービスの特徴

ビジネスにおいて、英語の重要性が高まっています。日本人が英会話を学ぶ際には特徴的な課題があると言われています。

  • 英会話・英語学習がインプットに偏りすぎていて、充分なアウトプットができていない
  • アウトプットをしている人でもフィードバックがないのでスキルが向上しない

このような課題を解決するためのサービスがHiNative Trekです。サービスの内容と特徴を6つにまとめると以下のようになります。

  • 1日に1問、作文・英会話・英訳いずれかの問題が送られてくる
  • 毎日設問に回答することでアウトプットを習慣化できる
  • アメリカ人ネイティブの先生から設問ごと回答ごとに個別フィードバックがもらえる
  • テキストのように模範解答ではなく個別フィードバックなので改善しやすい
  • 音声での回答、文字での回答も含めてすべてスマホで完結する
  • 忙しいビジネスパーソンでもスキマ時間で続けられる

選択できるコース

ビジネスパーソンのためのサービスということで、ビジネスコース、ITコース、ITコースPart2の3つから選択できます。

どのコースも実践的なビジネスに関わるテーマが月ごとに集中して学べるようになっていて、「eメールでの会話」、「商品の提案」、「カンファレンスに参加する」などビジネス上のシチュエーションにあわせた設問が毎日送られてきます。

料金体系

一か月、9800円とそれなりのお値段です。

1日1問で400円、珈琲1杯分と安いとウェブサイトには書いてあるのですが、1日400円って結構高いなと思ってしました。質問と回答だけと考えると9800円は高いと思います。

実際に利用してみると、後述する使い勝手の良い仕組みがあるので結構元をとれます。

英会話スキル向上へ役立つのか評価

実際に1ヶ月ほど利用してみて、サービスがどんなものなのか評価してみました。

毎日送られてくる課題

アプリを開くとカレンダーのように毎日1問の質問が表示されていて、毎日1問づつ増えていきます。

難易度は初級の上から中級程度で3行程度のそれほど長くない英文に対して訳をつけたり、英語で投げかけられた質問に英語で返したりと英作文・英会話の設問がバランス良く送られてきます。

10月のテーマはEメールでの会話だったので、「明日の11時はいかがでしょうか?ご都合をお知らせください。よろしくお願いいたします。」という日本語を英語で書いて送るように求められるといった英作文の問題が多く。11月に入るとカンファレンスへの参加がテーマに変わったために、「Is this first time to join this conference?」という英語の質問に、音声で回答するように求められたりと、「実践的なビジネス英語」を目指してデザインされています。

英作文の問題であっても、書くだけでなくそれを発音して録音することを求められるので、書いて、声をだすというのはスキルアップには最適な方法になっています。

HiNative Trekの毎日の課題が表示されるページ

課題の量は、毎日やることと考えるとそれほど重い量ではなく、ランチタイムに3分程度で答えたり、会社帰りに駅から家までの間に回答を吹き込んだりと、スキマ時間を有効活用できるといううたい文句に間違いはないです。

出張などで時間がなく、積読状態で回答できない日があっても、2〜3日程度の分量あれば溜めてもそれほど、負担にはなりません。毎日と言いつつ、土日は送られてきません。ウィークデーのスキマ時間にというのは合理的です。

HiNative Trekから送られてくる課題の例(11月3日)

回答に対するフィードバック

アメリカ人ネイティブの先生からの回答はLINEでメッセージしているようなかたちで、自分の回答に対しての添削やアドバイスが来ます。模範解答のようなテンプレが返ってくるのではなく、具体的にセンテンスや言い方の良し悪しや自然な言い回しを予想以上に細かく指摘してくれます。

しかも、すべて「音声つき」というのが英会話学習には有効です。ネイティブはこの文を発音する時に「ここらへんを強調するのか」とか、「ここらでためを作ってるのか」などと気づきがありました。

HiNative Trekでネイティブから送られてくるフィードバックの例

添削についてくるコメント説明もすべて英語です。英語学習は日本語を混ぜずに英語で行うのが効率的だと考えていますので、その点ではGOODです。ちょっとした英文メールを読める程度の能力があれば問題なく理解できると想いますが、本当の初心者にはすこしハードルが高いかもしれません。

添削に対して追加で質問がある場合も、LINEのようにメッセージを入れると追加で回答をしてくれるので、納得・理解するまで説明を聞くことができます。

自由に質問ができる

1日1問の課題が主要なサービスなのですが、利用者は英語に関する質問をすることができます。プレゼンを練習していてうまく発音できな単語を発音してみてアドバイスを求めたり、自然な表現なのか添削をお願いしたりということができます。

アメリカ人ネイティブに質問をするため、質問も英語でなければならないのですが、親切な「質問テンプレート」が用意してあるので、ほとんどの疑問・質問はテンプレートを埋めていくだけで質問できるので困ることはありません。

このちょっとしたことを聞ける専門家がいるという便利さと安心感は予想以上にビジネスで役に立ちます。

HiNative Trekで質問するためのテンプレート

自社の商品、複雑なビジネスの話やクリティカルなプレゼンテーションのヘッドラインは自社のネイティブの社員にサポートをしてもらったり議論をすることができます。とはいえ、すべての細部までサポートしてもらうことは時間の制約もあり難しいのが現実です。

特に、プレゼン前日に自宅でランスルーをしたり、言い方やQ&Aの練習をしているときには、自分ひとりしかいないという状態になります。そんなときに、HiNative Trekの質問テンプレートで、効果的な表現の仕方をネイティブに聞くことができる、細々としたことについて相談にのってもらえるというのは非常に役に立ちました。

HiNative Trekを利用するメリット

実際に利用してみて感じるメリットとデメリットをまとめてみます。

毎日英語でアウトプットする習慣がつく

英語を仕事で毎日使う人はともかくとして、英会話学校、オンライン英会話などを利用しても週に数回しかアウトプットしないという人が多いと思います。毎日書く・話すというアウトプットをする機会があると、アウトプットする経験・時間を確実に増やしてくれます。

独習ではどうしてもインプットとライティングのアウトプット中心になってしまうので、スピーキングのアウトプットを定期的にして、しかもフィードバックをネイティブにしてもらえるというのは効果的です。長期的には大きな差を生む習慣になりそうです。

空き時間で英会話の勉強ができる

英会話学校やオンライン英会話は、毎週同じ時間を確保しなければいけなかったり、事前に予約が必要だったりと、突然できた空き時間やちょっとした空き時間を活用するというわけにはいきません。

HiNative Trekは毎日の少しの時間ですが、毎日の空き時間を有効活用することで、週1回の英会話教室に行くよりも多くの時間を英語で考えることに割くことができそうです。

困ったときに質問ができる

英語でメールを書いたり、資料を読んでいると、どう表現すればよいのかわからない部分があったり、どうしても構文が複雑で意図がわからないということがあると思います。

その場は別の言い方を使ったり、他の資料を読んで回避をしたとしても、知識が足りない部分・気になる表現を質問できる環境がえられるのは大きな違いです。

気になった部分をEvernoteに記録しておいて、HiNative Trekで質問をするということをしてみると、非常に便利です。

HiNative Trekの問題点

デメリットと言うほどではないですが、受講する際の注意です。

ビジネス英会話中級者に限定

HiNative Trekは、サービスの対象を明確に設定しています。

辞書等の助けを借りて、技術系サイトやブログの英語記事を読むことはできるが、 いざカンファレンスやミーティングで英語を話そうとすると、言いたいことが出てこないようなビジネスパーソン

当然この対象出ない方には限定的な学習効果しかありません。

また、添削や質問もすべて英語で行うため、まったくの初心者は設問や回答を読むのに時間がかかり不効率でしょう。上級者には設問が簡単すぎます。

英語で話すのが恥ずかしい、緊張する、場馴れしていなくて単語が思い出せないなどという経験のある方にはベストなサービスだと思います。

リアルタイムでのインタラクションができない

HiNative Trekは、LINEのようにメッセージを送って返信されてという、オンラインのチャットを拡大したような仕組みになっています。非同期なコミュニケーションだからこそ、スキマ時間で利用できるサービスですが、リアルタイムでの会話はできません。

毎日アウトプットする習慣作りには役立ちますが、最終的にはオンライン英会話や英会話教室でネイティブとリアルタイムで会話することは必要だと思います。

ビジネス以外の用途には向かない

本当にビジネスに集中しているので、旅行や趣味などで英語に興味があったり、ITといってもオープンソースにコントリビューターとして・・・というような方にはあわないと思います。

アウトプットが足りない人に

HiNative Trekは、英語の学習は最終的にインプットとアウトプットそれぞれでかけた時間に比例します。日々忙しくてアウトプットがなかなか足りないという人には最適なツールだと思います。

まずは1ヶ月試してみて、毎日アウトプットする習慣がどの程度英語力向上に役に立つのか実感してみると良いと思います。


HiNative Trekの広告

HiNative Trekが自分のレベルや目的が会わないという方には、下記のエントリーで他の英語学習のモバイルアプリを紹介しています。

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もう少し高いレベルで独習をしたい場合には、以下のエントリーも参考にしてください。

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日本にいながら英語のスピーキングを独学で学ぶのは簡単ではありませんが、不可能ではありません。僕は無駄が多い方法でしたが実際に英語をしゃべれるようになりました。ただし、最低限会話できるレベルからの脱却して上級者になるのはさらに難しい。この記事では、留学せずに日本で中級者・上級者となるスピーキング・スキルを身につけるための学習方法とコンテンツを紹介します。
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