Thank you in advanceの使い方・言い換え5例

英語学習

Thank you in advanceは、メールでのコミュニケーションに欠かせない便利なフレーズです。このフレーズの特徴は、状況に応じていろいろな意味を持つことです。

日本語でも「どうも」という単語が同じように使える幅が大きい単語です。

どうも!と言えば「こんにちは」。どうも、どうも、だと感謝。どうも・・と静かに言えば謝罪の意図。どうも?だと理由をたずねるととにかく使いまわしが聞くフレーズで、外国人に日本語教えてと言われたらまず「どうも」を紹介しています。

 

Thank you in advanceの使い方

アメリカ本社の同僚と一緒に実施しているプロジェクトで、急に追加の作業が発生。

同僚に分析作業を依頼するメールを書いて、名前の前にThank you in advance。この場合の意味は、ダイレクトに伝えるわけではないけど丁寧な謝罪と協力への感謝になります。

もう少しプライベートな案件であれば、外回り中の同僚に帰りがけにコーヒー買ってきてもらうお願いをメールやテキストを打って、Thank you in advance。この場合は、よろしくね程度の意味です。

遅延したプロジェクトで、遅れているタスクを催促するメールにThanks in advanceと終われば、パッシブアグレッシブ、つまり慇懃無礼に非難しつつI expect you to do thisと命令している意味となります。

Thanks in advanceは、このように便利な挨拶に使えるフレーズです。同時に、このフレーズを書いた人は読み手にリアクションをとることを要請しているという意味があります。感謝を伝えつつ、行動を期待するので日本語の「よろしくおねがいします」と同じ使い方です。

ただし、Thanks in advanceはDemandingで傲慢な人と感じられるリスクがあるということを理解しておく必要があります。

 

言い換え5例

このように、相手や文脈によって意味が変わります。このように便利な言葉なのですが、一方で誤解をされる可能性もあります。そこで、明確な意図を伝える場合の言い換えを知っておくと便利です。

①Thanksだけ

無意味に丁寧に言うよりもThanksと言うのは効果的です。In advanceをなくすることで返事や反応を期待する無言のプレッシャーがなくなります。ある程度関係があるのであれば理由がないかぎりはThanksだけ書いたほうが受け入れやすいです。

②具体的な依頼の可否を聞く

Thanksは使いやすいものの、それで?なにを期待しているの?と思われそうで、メールにリアクションを期待する場合は、具体的な依頼内容について実現可能化、いつまでにできるかなど疑問文で終えましょう。

たとえば、予定より早く終わらせてほしいという場合は、誰かを予定に遅れたことを追っかけているのではなく、協力をお願いすることになります。

I know this is really short notice. I clearly wasn’t planning ahead! Do you think you’d have time to make us some of your awesome treats?

Appreciate your support & commitment for this project. Can you help us to make your time available in next week to discuss this use?

Thank you in advanceと書かれた場合、どちらかというと断りにくい雰囲気をかもし出してしまいます。具体的な依頼を疑問符で書くことで、可能などうか、協力してくれるかどうかを検討して、受けてはどう実現するのか選択することが可能となります。

Thank you in advanceは丁寧ですが強制的な意図があるのに対して、効果的なメッセージだけを伝える方法になります。ポイントは依頼事項を明確に書くことです。ぼんやりとした疑問文で終わるぐらいであればThank you in advanceの方が効率的です。

③I appreciate your help with…と感謝

すでにいっしょにプロジェクトをすすめている相手や、プロジェクトのサポートでお願いをした人の場合、多くの依頼はSure!とサポートしてくれることが予想できる場合も多いと思います。その場合は、感謝の言葉を丁寧に伝えた方が効果的です。

I appreciate your help with moving this project ahead.

④可能性が低い場合のThank you for considering

受け手が手伝ってくれるのか、同意・合意してくれるのかはよくわからない、そんな場合もあると思います。

法務や財務などスペシャリストの部門からApproveをもらわなければ行けない場合も、どんな専門家の意見が出てくるのかわからない、しかしApproveは必ずもらわなければ行けないという場面はビジネスをしてればかならずあると思います。

その場合使いやすい言葉としては、Thank you for consideringです。これは単独で使うよりも、②や③と組み合わせをするのが効果的です。

I know this is really short notice. I clearly wasn’t planning ahead! Do you think you’d have time to make us some of your awesome treats? Thank you for your kind consideration!

⑤ビジネスライクに伝える

ビジネスではThank you in advanceよりも丁寧な言い方があります。プレゼンテーションや提案書を送った際に提案に対してのご意見を伺いたいなどの場合に使われるのが、Thanks for your attention. I’m looking forward to your reply.です。

これは丁寧でありながら、反応・返答してくれることを期待していることを強く伝えるメッセージです。顧客相手だけでなく、上司から部下全員へ宛てた依頼メールなどでもよく使われています。

もし同僚にThanks for your attention. I’m looking forward to your reply.と言った場合は、非常に傲慢な人に感じますので相手にあわせて使い分けましょう。

 

よりカジュアルな言い換え

Thank you in advanceをより丁寧にわかりやすく伝えなければいけない注意を要する使い方として言い換えの5つの例を紹介しました。

一方で、もっとカジュアルにメールを終えるよう言い換えしたい、毎回同じなので変えたいといった場面もあると思います。そんなカジュアルな言い換え例を紹介します。

  • Thank you for any help you can offer
  • Gratefully, [your name]
  • In any case, thanks for your help
  • I hope this is possible
  • In the meantime, thanks for your time
  • Thank you for doing X
  • Many thanks
  • You’re the best
  • Thanks again
  • Thank you for your understanding
  • I appreciate your extra time here.
  • I know your time is valuable and I appreciate your attention.
  • Let me know if I can help.