英会話教室に通わないで短期間でビジネス英会話上級者になる方法

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ビジネスで英語が必要になり英会話教室に通っているがなかなか上達しない、どうしたら良いのかという相談をうけることがあります。初級者が短期間で英会話の能力を向上させるのはなかなか難しいですが、中級者がビジネスで英語を問題なく利用できるレベルまで向上させる方法があります。

Coaching

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英会話は時間が必要

まず大前提として、英会話を上達するにはある程度の時間がかかります。言語学習は使った時間に比例します。さらに、留学をせずに国内だけで英会話スキルを向上させようとすると、かなりの時間と努力が必要になります。

その前提の上で、中級者が短期間で自信を持ってビジネスで英会話ができるようになる方法なので、誰にでも有効な方法ではないですし、デメリットもあります。自分のレベルやビジネスでの必要性を考えた上で、効果的だと思われる場合には利用してみてください。

対象となるレベル感: スピーキング中級

この方法は中級者を対象としています。具体的には、身近な話題について英語で質問したり意見したりすることができるレベルで、TOEICで言うと650点程度を想定しています。英会話中級なので、必要なのはリスニングとスピーキングです。英文法があやしく初級者、複雑な英語を読むのは難しいというのでも問題ありません。

ビジネス英会話の短期間促成方法

この方法はビジネス英会話を求める人のみ有効で、上達するスキルもスピーキングとリスニングのみ、ライティングやリーディングは向上しません。仕事が好きな人の方が効果は高いと思います。必要なものは、それなりの資金とA3の紙とペンだけですが、短期間で見違えるように英会話の自信がつきます。

ONE-TO-ONE WORKSHOP

具体的な方法は、ビジネスのコーチングをしている外国人を5日間雇って郊外のホテルなどに行き、現在直面している経営やビジネス上の課題解決について2人でワークショップをするだけです。課題は新規顧客開発、製品開発、顧客管理、情報システム、人事など、自分が担当している分野であればどのような内容でも問題ありません。ただし、あまりに細かく具体的な課題ではなく、「3年間で売上を倍増させるには」、「2年間でコストを10%削減させる」、「既存のビジネスの拡張として新領域に参入する」などある程度サイズ感のある課題が良いと思います。

5日間をどう過ごすのか?

5日間で課題の整理、解決の方向性、解決に向けての障害、障害を解決する方法、必要な投資を2人でひたすら英語だけで議論をします。まずは自分が整理できていなくてもランダムなアイディアを英語で語っていき、コーチにはそれってこういうこと?というように英語で言い直してもらったり、反論をしてもらったりしていきます。

5 days workshop schedule

コーチは自社の業務領域や競合環境などの知識はない状態からスタートします。最初の2日間は、課題の整理をしながらコーチに対して自社の環境についてインプットしていくこととなります。その後、3日間はある程度共通認識がある状態で、具体的な議論を行います。

スケジュールは大枠を決めているものの、目標は英語での議論なのでその通りに進める必要はないです。ただし、煮詰まりを防止するためにもある程度まで整理できたら次のステップに進んでしまって、あまり細かなことに気を使わない方が良いと思います。

議論は口頭だけでするのではなく、紙にモデルとして書き出したり、ベン図で表したりと文字・モデルでのアウトプットもしていきます。参考までに上記のスケジュールに、ファイブフォースや7Sなどよく使うテンプレートを記載しています。

僕の場合は生活のリズムもあるので、朝9:30からランチをはさみながら18:30まで5日間ずっと議論を続けました。

この方法のメリット

英会話中級者までなっていれば、時間がかかったとしても、文章ではなく単語を並べる、一部は文字として紙に書くなどして、自分の伝えたいことを意思疎通できると思います。

このレベルを超えてビジネス英会話で必要になるのは、自社や自分の業界、自分の担当分野のビジネスのテーマについて、顧客、上司やパートナーに説明をする、顧客の課題や疑問点を質問し整理する、解決方法や自社の商品・サービスをシンプルにまとめてプレゼンをするということになります。

5日間の間、集中して自分の直面している課題について課題の整理、解決の方向性、解決に向けての障害、障害を解決する方法、必要な投資の5点をコーチと議論をすることで、ビジネス英会話で業務遂行上必要な要素はすべてカバーすることができます。

同時によく使われるビジネスのフレームワークとなる単語を自由に使うことができるようになります。これでアメリカ人と議論をするのにも困りません。

英会話学校では、ビジネス英会話といってもテキストに沿って行う場合が多いことや、守秘義務の問題から自社のビジネスについて具体的な会話ができるわけではありません。守秘義務を持ったコーチと会話することで実際に今後会話する内容を、短期集中で具体的な内容で身につけることができます。

そしてそれによって大きな自信をつけることができます。最終的には、所詮第2言語で英語を使っていることはコミュニケーションする相手もわかっていますから、つたなくとも、物怖じせずに自信を持って語ることが重要です。自信をもって伝えられるというのは非常に強い武器になります。

短期集中のデメリット

デメリットとしては、生活に関する英会話を学ぶわけではないので、ビジネスのしかも自社の属するカテゴリーに関することのみの経験にしかなりません。5日間あるとランチや夕食の際に個人的な会話をすることもありますが、ビジネスよりも幅広い知識が必要な生活のための英会話をカバーすることはできません。

また、あまり仕事に興味がなく、仕事は金を稼ぐ方法で趣味に生きているというような人への効果は限定的だと思います。同じ時間を使っても私的な会話は脱線しやすいですし、必要な英語の表現の幅も生活英語は広いため短期促成には向かないです。

最後に、毎日8時間5日間の間、英語で議論を続けることは、とてつもなく疲労します。疲れます。しかも、わざわざ有給休暇を取って、疲労するというのは精神的にもきついです。

必要なコスト

僕は会社の研修に来ていたアメリカ人コーチの方を人事部から紹介してもらいました。個人で費用負担はしましたが、5日間の拘束費用と交通費とホテル代を含めて35−40万円程度でした。

依頼するコーチの方のシニアレベルによって価格はかわると思いますが、いずれにしても20万円以上はかかりますのでそれなりにシニアな方にお願いした方が勉強になると思います。

決して安い投資ではないのですが、1週間アメリカで英語学校に行くとすると、航空券とホテル代で同じような費用になります。実際に海外に行けば英語しかない環境に身を置けるといっても、授業の時間以外はスーパー、レストラン、ホテルで使う英語は別にビジネスには役に立ちません。毎日8時間、5日間、自分のビジネスについて英語で議論することで短期的にビジネス英語のリスニング・スピーキングにおいての上級者へと上達する方法となります。

コストの比較

とはいえ、それなりの金額なので他の方法と比べてみます。オンライン英会話はやはり安いと思います。継続的に時間をかけるのが王道ですので、オンライン英会話を利用するのが妥当ですね。英会話スクールとはそれほどコストはかわりません。

方法時間費用月間学習時間
一般的な英会話スクール週に1回1時間月額4万円前後1時間1万円X4時間
オンライン英会話任意の30分月額1万円前後1時間3千円X12時間
短期集中5日間X8時間40万円1時間1万円X40時間

まとめ

リスニングやリーディングにおいて中級者以上は多読や多聴が効果的といわれます。

スピーキングは短期留学 や毎日オンライン英会話を続けるというアドバイスをしていることが多いですが、大量に聞いて、大量に話すというのは効果が高いです。徹底的に自分のビジネスについて英語を話す、聞く、話す、聞くを繰り返しましょう。

日本人はスピーキングがとにかく苦手です、日本にいれば使う機会は限定されていますし、変な英語をしゃべるのは恥ずかしいという思いも強いと思います。促成栽培でもスピーキングとリスニングで自信を持つと、その後の学習計画はたてられやすくなります。

短期促成栽培コース

短期間促成栽培については、私がやった上記の方法ほどインテンシブではないですが、同じような考え方の短期促成をダイエットで有名なライザップが英会話教育で提供しています。3ヶ月間でビジネス英語を短期強化ですので、初級者ー中級の入り口の方でもいけそうですね。

具体的な内容は以下のリンクから確認してみてください。

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