ソーシャルメディアでは、2014年のALSについて認知向上とサポートを呼びかけるアイス・バケツチャレンジ、黒人差別に講義して国歌斉唱時に膝をついたNFLの選手をサポートするためスーパーボールをみないチャレンジなど社会問題について広く呼びかけるチャレンジというものがあります。
女性が女性らしくあるために社会からメイクアップして、ドレスアップして・・・と期待されていることや、ガラスシーリング、パワハラなど女性問題としてはNo Make Up Selfyチャレンジはファッション業界なども巻き込んで大きな話題となりました。
社会的な問題だけでなく、マインドフルネスなど精神的な健康、ヨガなどより良い生活を送ることも目的にしたチャレンジというのもあります。古典的なものでは、インスタグラムで流行した100 happy days challengeです。100日間、自分がハッピーだな、ハッピーにしてくれるな、感謝しているといった感情を示す写真を毎日掲載するチャレンジです。#100happydaysで検索するとボランティアをしている写真、環境を変える、子供の写真、Girls Night Outなどちょっとした幸せが並びます。
下世話なチャレンジ
そんな真剣なチャレンジではない、もっとゲスだったり、意味のないチャンレジというのもたくさんあります。
有名なものではプランキングという、いろいろなところにうつ伏せになった写真をFacebookで共有するというチャレンジが2008年に流行して、コンビニのショーケースの中、看板の上など非常識なところでするヒトがふえて問題になりました。
シナモンチャレンジは、スプーン1杯のシナモンを食べるところを動画にとってアップロードするというチャレンジで、多くの有名人やTV番組が行ったことで広まりました。
2018年末に広がったのはマネキンチャレンジ。マネキンのようにヒトが固まっている状態を撮影してツイッターなどにアップするというものです。手軽にできることもあり高校・大学で広まり、ポール・マッカートニーなど有名人もアップロードしています。
I want a baby challenge
@kelllicopterがTwitterではじめたのは、“Text Your Boyfriend ‘I Want A Baby’” Challengeというものです。前後の脈絡なく突然に、ボーイフレンドに「子供がほしいの」とだけメッセージを送りつけたら、この爆弾のような言葉に彼氏がどう反応するのかで本気度を計るというチャレンジです。このチャレンジに参加した皆様が公開したボーイフレンドの反応がBoaredPandというサイトで公開されています。
この手のくだらないチャレンジは、その周辺評価も含めてネット・スラングをおぼえるだけでなく、文化的な側面も理解できます。
#1 スマートな切り返し?
#2 現実を突きつける
#3 皮肉
#4 いろいろ考えた風
#5 ゲイを騙る
#6 いい感じ
#7 逃走
#8 ワークアウト
#9 よくわかってる
#10 はい!
#11 ピザ・・・・
#12 税制重要
#13 あやしい薬?
#14 従順
その他のレスポンス
全部で50個のメッセージへの反応が元記事では紹介されています。