英文ライティング上達へ:レビュー前に実施する英文法チェックルール7選

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英文のライティングをビジネスでしているとネイティブチェックをかけてもらう機会があると思います。結果、予想以上に意図が伝わっていないという結果に落ち込むことを繰り返してきました。同時に、あまりに初歩的な文法ミスの指摘が多いと伝え方についてのチェックではなく、英語として成立することだけで時間切れになってしまうこともしばしば。ということで、最低限事前にレビューするべき英文法ルールを紹介します。

Rules

 

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ネイティブレビューは生産的に

英文のライティングをした後に、ネイティブチェックをかける場合、自社の業界やビジネスがわかっている方がレビューする場合と、純粋に英文としてのレビューという場合があります。わかっている人にお願いする場合は、言いたいことをしっかりブリーフした上でお任せてしまうのも手です。一方、 純粋に英文としてのレビューの場合には、レビューする方は内容に詳しくないため、ドラスティックに内容を書き換えてくれるわけはありません。したがって、基礎的なエラーは処理しておいて、具体的な内容について相談しないとより良い表現になっていきません。

最低限気をつける7つの文法ルール

ネイティブチェックを担当してくれる方に楽してもらうことと、より深い議論をするために最低限自分が書いた段階で直しておく7つの文法チェックルールを作っています。人によって得意不得意や手癖もあると思いますので、自分なりのルールを作っておくとよいと思います。

#1:RUN-ONを無くす

#2:代名詞のsexist languageをなくしておく

#3:不適切なアポストロフィーを修正

#4:主語と動詞の不一致

#5:主語を省略して書いたものに主語を復活させる

#6:同じ位置づけのものをリストにする

#7:グラマーチェックをかける

レビュー依頼前の文法チェックルール7つ

#1:RUN-ONを無くす

Run-onやRun-on sentenceという 単語を聞いたことがなくても、ワードで文章を書いているとカンマをセミコロンに変えるように言われたことがある人は多いのではないでしょうか?コンマで文章を区切る場合には、妥当な接続がされていることというルールがあるので、セミコロンで独立した文章だと表現するか、正しい接続をしなさいという意味です。例えば、以下の文章はほとんどの人が正しくないことが理解できます。

I’m a man I’m working for international business.

そこで、I’m a manとI’m working for international businessを接続していくのですが、いくつか手法があります。

ピリオドで独立した文章にする      I’m a man. I’m working for international business.

セミコロンで並列の文章にする      I’m a man; I’m working for international business.

長い文章になるとやってしまいがちなのが、なにも考えずコンマを売ってしまう場合です。そしてこれは正しくありません。コンマでただしく接続するためにはandやsoなど、2つの文章をブリッジする必要があります。

正しくない         I’m a man, I’m working for international business.

正しい               I’m a man, and I’m working for international business.

よくわからなければ、あまりカッコつけず、ピリオドを使って2つの独立した文章にしてしまった方が安全です。

#2:代名詞のsexist languageをなくしておく

代名詞を使う際の細かなルールや性差別に関係する単語は相反する場合が多くて、正解はないのでは?と思っています(誰か教えてください)。

例えば、以下の文例の場合、Everybodyに対応するのはhe/herというルールがあります。そもそも代名詞の細かなルールが苦手なのと同時に、he/herなどと書くのも読みにくいのでheを使うというのが一般的ですが、僕のチームメンバーは当然男だけではないです。文法的には正しくなくてもtheirかyourにします。

Everybody must bring their own idea on next meeting.

僕は、そもそも文法の正しさに自信がないので、細かなルールに気を使うよりもsexist languageを避けて利用することを優先しています。Businessmanのような単語など性別を意識させるような言葉は、すべてニュートラルに変更します。これに関しては前職のGlobal Human Resource Officerに、社内イベントでのスピーチ原稿を徹底的に直されたこと、そして直すだけでなくセットで30分程度ありがたいsexist languageの問題点を聞かされるという経験があり、無駄な時間や議論を避けるためにしているだけです。羹に懲りて系のような気もしますが・・・トラウマです。

あなたが、伝統的なマッチョな組織にいる場合には気にしないでよいと思いますし。

#3:不適切なアポストロフィーを修正

アポストロフィー(‘)が使えるのは、所有を意味する場合と、短縮を示すときのみです。加えて間違いが多いのが、itsの使い方。僕程度の知識では適切でないと指摘されることが多いです。判断がつかない場合には、文章を修正して必要ないカタチにかえてしまいましょう。

不適切:Project members PC is slimmer than her’s.

適切:   Project member’s PC is slimmer than hers.

不適切:The distribution ended it’s last batch in October.

適切:   The distribution ended its last batch in October.

不適切:Its time to head up the trial to office.

適切:   It’s time to head up the trial to office.

普段は英語配列のキーボードを使っているのですが、日本語キーボードをつかうとアポストロフィーの間違いや入れ忘れが多い気が。打ちにくいからでしょうか?

#4:主語と動詞の不一致

主語と動詞の単数・複数の一致など日本語にない概念はどうしても適当になってしまいます。特に代名詞を主語に持ってきた場合に間違えが起きやすいので、代名詞は集中的に見ておきます。

不適切:There is some amazing books being published this week.

適切:   There are some amazing books being published this week.

不適切:Here is guidelines on how to get reimbursement by the company.

適切:   Here are guidelines on how to get reimbursement by the company.

僕が英語を話しているときはこの手の単数・複数はめちゃくちゃでして。たまに気をつけるものの、ほとんど気にせず話をしていることが多く、そのまま英文ライティングのエラーとして発生します、毎回反省します。

#5:主語を省略して書いたものに主語を復活させる

これは例文を見て頂くと、胸に覚えがある方もいらっしゃるのでは?日本語で主語がなくても伝わる言語なので、日本語だったら伝わるのです。英語で主語を抜いても伝わる場合がほとんどです。ですが、以下の場合はat age 16だけだと、先生が16歳だった頃になってしまうということで、まったく意味が違うという結果になります。

不適切:At age 16, my teachers became life mentors rather than just instructors.

適切:   When I was age 16, my teachers became mentors rather than instructors.

#6:同じ位置づけのものをリストにする

僕のレベルでは、文章内で大量のリストを使うと、文書のつながりがわからなくなることがあります。例えば以下の例でいうと、リストは2つだけだったとしても最後の前にandを置いて、接続のandの前にコンマがある場合は関係する独立した文章になってしまうので、全部andというのがあっているかと。 いずれにしても、長いリストは混乱した文章の元、意図が違う文章の原因になります。

不適切:We made Japanese confectionary, peanut-based dip, and bought a vegetable bowl for the party.

適切:   We made Japanese confectionary and peanut-based dip and bought a vegetable bowl for the party.

自信がない時には、following itemなどと書いて、別表を入れます。難しい文章になるよりは理解しやすいかと思っています。まあ、かっこわるいですけど。

We prepared followings for the party:

Cooked: Japanese confectionary, peanut-based dip

Purchased: vegetable bowl

#7:グラマーチェックをかける

最後にタイポはすべて直しましょう。Wordで文章を書いていてリアルタイムで赤い波線で指摘されたものは直すけど、spell checkはかけないという人がいます。自身があるのであればいいですが、せっかくすぐに使えるツールがあるのであれば、タイポチェックをかけましょう。

レビューする立場になるとタイポというのは非常に気になるものでして。あまりに多いといらっとしますし、真剣に書いているのか疑います。せっかく時間をかけて書いた文章を相応に扱ってほしければ最低限の手間はかけましょう。できれば、こちらで紹介しているようなツールでレビューするほうがよいです。

英文ライティング上達へ:ネイティブが使うライティング支援ツール3選
マイクロソフトワードのスペルチェックは、最低限のタイポ修正を助けてくれますが、わかりやすい表現を教えてくれるわけではありません。一方で、英文編集に苦労するのは英語で文章を書く専門家も同じです。彼らネイティブのライターが使っている編集支援ソフトを使うことで、英文ライティングのスキル向上を目指しましょう。

ルールの妥当性について

7つのルールですが、妙に細かい部分ばかりで、他にもっと気にすべきことがある!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

このルールは、修正が入る時に、書き手として意図的にひとつのカタマリにまとめていたものが文法エラーのために分割されて意図を失ってしまうのを避けるという意図で設定しています。また、書く時にある程度気をつけていることもありますので。日本人が書くbutを使った文章は非常に不快なのでやめようなど。その手のものは書いている時点である程度気をつけています。

同時にアポストロフィーの使い方などは、一旦修正が始まると結構な量になってしまうなど、レビューの時間を効率的に、生産的に使うために避けておくべきエラーを集中的に修正しておくことにしています。

そもそも僕がいいかげんな書き手というのが問題なので、最初にも書きましたが、得意不得意や手癖もあると思いますので、自分なりのルールを作っておくとよいと思います。

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